取手競輪「レジェンドカップ・サンスポ賞」は27日初日を迎えた。比較的風の強い中でのレースとなり、先行屋が苦しんだ印象。初日特選を制した渡部幸訓に話を聞いた。 「苦しい展開でもコースを見極められる余裕はありました」と語る渡部幸訓　特選は目標の山崎芳仁が後手を踏み6番手の位置となる。最終3角過ぎに前に見切りを付けて内に斬り込み、コースを突いて直線一気のゴボウ抜きで快勝。「山崎さんが駄目そうだったので、もう内しかないという判断でした。正直、頭まで来たのは偶然でした。ただ、苦しい展開でしっかりとコースを見極められる余裕みたいなものはありました」とレース後に話す。　最近はシャープな差し脚を伸ばし成績上昇…