武雄競輪場の「開設75周年記念 大楠賞争奪戦(GIII)」が12日に3日目を開催。最終日、決勝12Rを走る園田匠と山口貴弘(佐賀)に話を聞いた。山口貴弘(左)と園田匠 園田は準決12Rで嘉永泰斗の仕掛けに続き2着で突破。「やっぱり9車立てですよ。走っていて流れるしいい。合っている」と会心の笑顔で喜んだ。山口は同11Rで太田海也-山田庸平の3番手にしぶとく食い下がり、自身初となる地元記念ファイナルへと勝ち上がった。 決勝の並びは嘉永-山田は順当だったが、後続は山口-園田で3、4番手を固めることになった。園田が経緯を説明する。「ボギー(山口)には以前、先行して連れて行ってもらったこともあるし、何よ…