名古屋競輪「開設75周年記念・金鯱賞争奪戦(GIII)」は1日、初日を迎える。12レースのS級特選を走る村上博幸に話を聞いた。 近畿の競輪を築いた村上博幸! このレースでは新山響平、浅井康太の3番手を選択したが「浅井君とは特別な関係。競輪には点数に関係ない“格”や“義理”もある。だから安易に3番手を回る訳ではない。もちろん、点数がなくなれば、自然と3番手になるし、そこは弱肉強食の世界」。 村上兄弟が築いた“近畿の競輪”が第一章なら、今の古性優作が中心の近畿の競輪は第二章。「時代やルールも変わり、タイムから見ても間違いなくレベルアップしている。以前に比べると番手捲りも少なくなり、若い子の考えも変…