弥彦競輪で行われている「サンケイスポーツ・夕刊フジ賞(FI)」は7日、2日目を迎えた。8レースのS級選抜戦を走った水書義弘に話しを聞いた。 先行マニアで有名だった水書義弘(右)。僕の中では記録より記憶に残る選手の一人だ。写真は同期成田健児とのツーショット。 水書義弘は先行の職人。S級上位で活躍して35歳まで先行1本で戦っていた。記念の優勝はなく、S級の優勝は7、8回。ただ、一度だけ特別競輪の準決勝まで進んだことがあると言う。「あの当時は南関のマーカーの“圧”が凄かったので(笑)。自分でも先行にプライドを持っていたし、バックを取れないレースが年間3回と言う年もあった。その3回も主導権は取っていま…