和歌山競輪「開設75周年記念・和歌山グランプリ(GIII)」は、13日に最終日を迎えた。12レースのS級決勝で、昨年9月の富山記念以来通算13回目のGIII優勝を飾った古性優作に話を聞いた。見事決勝を制した古性優作 負けないから王者なのか、王者だから負けないのか。今年も競輪界は、古性優作の一年となりそうだ。しかし、当の本人は今年初戦を優勝で飾るも笑顔はなかった。「(赤板は)踏み込みたいタイミングで早期追い抜きが怖くなって、バックを踏んでいるところを(菅田に)差し込まれてスキを見せてしまった。結局、前検日に入ったままの疲労感が残っていて周回からキツくて。前の併走の決着が長引いて、余計に脚が溜まら…