和歌山競輪「開設75周年記念・和歌山グランプリ(GIII)」は12日に3日目を迎えた。4レースのS級選抜でS級初勝利を飾った原田翔真に話を聞いた。「ゴール前もしっかり粘れたのは良かった」と話した原田翔真 地元記念でのS級初勝利に「素直に嬉しいです。けど、あまり内容は良くないし、反省点が残る」と笑顔から一転、唇を噛んだ。「今日も出切るのが理想だったけど、9車は長さに戸惑って(打鐘で)バックを踏んでしまって。今野さんの口が空いていたのが見えて、(2日目の)稲毛支部長のレースを参考に咄嗟に対処はできた。(2コーナーで)宮本さんが外を見ていたので、内が空くかもと。空いて詰めてタテに踏めたのは良かったし…