静岡競輪「KEIRINグランプリ2024(GP)」が28日に開幕する。初日11Rのヤンググランプリを走る纐纈洸翔に話を聞いた。 村田祐樹(左)と纐纈洸翔 ヤンググランプリと言えば、文字通り若き自力選手たちが覇を競う大会だ。ほぼほぼ全員が機動型とあってレースは否応なしに激しさが増す。番手を回る選手もタテ脚を持つが前の選手が頑張っているのにそう簡単に前に踏むわけにはいかない。だが、前の選手が行き切れなかったり内に詰まったり、もしくは後方に置かれてピンチの場合、話は別だ。機転を利かせて自ら突破する必要が出てくる。 ヤンググランプリにありがちなパターンとして、2センターから4角にかけて内がガラッと空く…