番手から差した吉田拓矢の勝利(写真提供:チャリ・ロト) 6月29日、取手競輪場で行われた能登半島支援 水戸黄門賞(GIII・3日目)の準決勝(12R)は、番手から差した吉田拓矢(29歳・茨城=107期)が1着、追走した芦澤辰弘(35歳・茨城=95期)が2着、切り替えて追い込んだ守澤太志(38歳・秋田=96期)が3着に入った。3連単は⑤-⑨-⑦で3,230円という配当だった。 レースは眞杉匠(25歳・栃木=113期が突っ張り先行。かましてきそうだった根田空史(35歳・千葉=94期)は中団で内に包まれている。最終バックで進路が開いた根田が捲りを放つが、眞杉のスピードが良く、隊列そのままに最後の直線…