前橋競輪場の「三山王冠争奪戦(GIII)」は4日、最終日が終了した。12レースのS級決勝で優勝した地元の小林泰正に話を聞いた。 同期眞杉匠を利して、地元記念を優勝した小林泰正。 まずは注目はスタート争いだった。8番車だが佐々木悠葵が、ポーンとSを取る。続いて9番車だが森田優弥が出て、窓場千加頼は厳しい後ろ攻めになった。赤板から眞杉匠が突っ張ると、森田優弥も早めに巻き返す。ただ、この同期2人の踏み合いは、眞杉に軍配が上がる。森田が浮くと見るや、平原康多も自力に切り替えるが、小林が番手捲りで後続を振り切った。ここで平原は佐々木を締め込み、2着は佐藤慎太郎の突っ込みで、平原が3着。捲り一発狙いの窓場…