函館競輪のナイター「五稜郭杯争奪戦(GIII)」は16日、初日を終了した。11RのS級一次予選に出場した渡部幸訓に話を聞いた。「張り切り過ぎないように明日以降も頑張ります」と話す渡部幸訓 渡部幸訓は一次予選のメイン番組。目標はダービーファイナリストの小林泰正と申し分なかった。その小林は捲り勝負。仕掛け自体は短い距離だったが、持ち味のタテ脚を生かして見事に差し切った。「警戒されている立場だったので、包囲網を敷かれますよね。それでもしっかり動いてくれたし、自分も追走できたので」とレースを振り返る。 今、勢いに乗る小林だけに、この差し切りは評価のできるモノ。1着は非常に大きいと言える。「レースを走っ…