立川競輪場で行われる「日刊スポーツ杯(FI)」は8日、初日を迎える。6レースに出走する鈴木謙太郎に話を聞いた スランプを脱出して「光が見えてきた」と語る鈴木謙太郎 鈴木謙太郎と言えばダッシュを武器にカマシ捲りで活躍し、2度のGI決勝の舞台を経験している格上の自力選手だ。しかし、今年に入るとスランプに陥り成績が急降下。競走得点も100点台を切っている現状だ。「3月が一番の底でした。何もしてもダメ。全く自転車が進まないし、先行すらさせてもらえなかった。このままやめようかなって思ったこともあったぐらい」と振り返る。「5月の地元戦で武田(豊樹)さんの前を回った。そこでバックを取ろうと思って本当にバック…