7月1日より小松島競輪場で阿波おどり杯争覇戦(GIII・最終日7月4日)が行われる。主力選手の近況や、見どころを競輪記者・町田洋一氏に伺った。疲れはあっても結果を残す鉄人・松浦悠士(撮影:島尻譲) 和田健太郎の度重なる落車負傷でS級S班は松浦悠士だけと少し淋しい布陣。そのS班のメンバーも、ここに来て少し疲れが見えてきた。直前の久留米記念でも清水裕友は途中欠場で、佐藤慎太郎も決勝に進出出来なかった。新たなる鉄人になっている松浦悠士だが、高松宮記念杯では本来の出来とは程遠いレース内容。疲れは間違いなくあるが、それでも高いレベルの次元。キッチリ特別競輪の決勝にも乗っており、今シリーズも普段通りの責任…