見事に優勝を果たした吉田拓矢(右)。左は本レースの「生みの親」である中野 浩一さん(撮影:島尻譲) 6月29日、久留米競輪場で行われた中野カップレース(GIII・最終日)の決勝は、捲った吉田拓矢(26歳・茨城=107期)が1着、追い込んだ門田凌(27歳・愛媛=111期)が2着、かまして逃げた取鳥雄吾(26歳・岡山=107期)が3着に入った。3連単は⑦-⑧-⑨で46,220円という配当だった。 レースは山田英明(38歳・佐賀=89期)が地元の吉本卓仁(37歳・福岡=89期)を引き連れて先行するも、残り1周で取鳥がかまして先行。そこへ間髪入れずに吉田が一気に捲りを放つ。取鳥の番手に付けていた桑原…