小倉競輪場では25日から「寒北斗酒造杯」が開催されている。期末の開催だけに競走点数の攻防などもあり激しいレースが繰り広げられた。その1、2班戦の予選で豪快なカマシ逃げを売った畝木聖に話を聞いた。 自分は「最後がタレてしまう」と言う畝木聖 畝木聖は予選では前受けからすんなり車を下げて、後方から一気のカマシ返しを見せた。「あの展開って自分が一番得意なパターンなんですよ。踏み出し良く行けたので、もう少し踏めた感じもありました」と会心のレースに満足げに話す。 しかし、ダッシュを武器に戦う畝木聖にも弱点はあるようで、本人もそこは認識しているようだ。「自分は体が小さいので、ダッシュ力はあるんですけど、どう…