11日に初日を迎えた松戸ミッドナイト競輪「第5回東京電設工業杯」は勝負どころの準決勝戦を迎えた。勢いのある若手のぶつかり合いで激しいレースとなったが、持ち前の器用さを生かして勝ち上がった佐々木和紀に話を聞いた。 「(同期との対戦について)気にせずに普段通り走ります」と語った佐々木和紀 準決では強引に巻き返してくる藤田周磨に対して取った走りは「飛び付き」だった。「突っ張り切れば良かったけど、藤田君のスピードがあまりにも良くて行かれてしまった。それで仕方なく番手に飛び付く形となりました」とレースを振り返り、ヨコの動きはあくまで展開であったことを強調していた。 同期の藤田周磨は決勝を勝てば9連勝で特…