5日に開幕した青森モーニング競輪「東奥日報杯(FII)」は勝負どころの準決勝戦を迎えた。予選に引き続き連勝のゴールで無傷の勝ち上がりを見せた松下綾馬に話を聞いた。 ▶出走表はこちら「意識せずに普段の走りをやっていきたい」と話す松下綾馬 準決勝戦では正攻法から別線を出させずに逃げて、番手の山中崇弘を引き込む完璧なレース運び。しっかりと人気に応えた。 開口一番「バックが追い風だったので、それを使ってゴールまで行けた感じです」と会心の逃げ切りに表情も緩む。直線では影をも踏まさぬ強烈な踏み直しをみせた。「最初は練習でスピードが出るようなセッティングにしていたのですが、いろいろな動きがあるレースの中だと…