奈良競輪「施設整備等協賛競輪 秋篠賞(GIII)」は2日、最終日を行った。注目の決勝は中西大を目標にした三谷将太がGIII初V。その三谷に話を聞いた。三谷将太は地元の記念競輪で燃えていた(撮影=島尻譲) 中西大が石原颯の突っ張り先行を叩けずに苦しんだ。三谷は中西が厳しいと感じるやシビアに切り替えた。「むりやり行ってくれたが、自分も突っかかってしまい入れることができなかった。後ろに(鷲田)佳史さんもいると思ったし」と判断は冴えていた。 一車ずつどかしてしゃくって前々に攻め込み、直線では石原の内を抜け出した。4角のきわどいプレーが審議となったが、長い審議の結果セーフ。初のGIII優勝を決めた。「地…