4月の豊橋FIで準優勝して以来、100日以上間隔が空いて競輪に出走する寺崎浩平。その間はアジア選手権などの海外遠征、さらには国内での自転車競技に参戦していた。

「アジア選手権の後に胃腸炎になってしまって…。7月の終わりに伊豆でジャパントラックカップに出場して、前検日の前の土曜、日曜は千葉250で行われた国際トラックカップに出場しました。ジャパントラックカップで2回落車してダメージが残っていたけど、国際トラックカップを走った感じでは戦えそうな気がした。苦手な千葉にしてはタイムも悪くなかったので。それにしても8本もモガかされたので疲れてます。競輪は1日1本で終わるから気持ちは楽。競輪競走がこんなに空くのは初めてだけど頑張ります」

　2月の全日本選抜以来となるGIは初参戦の西武園が舞台。

「選手になってからは初めてだけど、大学時代に大会や練習で何度か走ってるんです。特徴はわかっていると思う。勝負どころを逃さずに仕掛けたい」

　ナショナル仕込みのスピードで久しぶりに競輪ファンを沸かせてもらおう。(netkeirin特派員)