2022/05/24(火) 18:00 1 3
25〜27日までの3日間、大宮競輪場にて「スポーツニッポン新聞社杯(FI)」が開催されます。
直線66.7mのバンクは、熊本が現在お休みのため国内競輪場では最長になります。
・バンクのデータ
1着 逃げ23% まくり23% 差し54%
2着 逃げ17% まくり11% 差し36% マーク36%
真冬はバック強烈向かい風ですが、春先から初夏にかけて軽くなり選手は走りやすく好タイムがでます。やはり逃げきりで勝利するのは簡単ではありません。まくりは少し遅めでも大外に伸びるコースがあり、先手ラインの3番手から、あるいはまくりの番手、3番手からでも届き、最後まであきらめず踏み込む選手が抜け出せるバンクです。
近況、好調な選手と脚質が大宮にピッタリの推奨選手をご紹介します。
【S級推奨選手】
久木原洋(97期・埼玉)
いわき平ダービーの後半2走、勝てなかったが最終バックを取り長距離踏んでラインに貢献。レース内容は充実。地元のメイン選手である今開催は、勝つレース、まくりでの1着をただひたすら目指すとみる。
櫻井祐太郎(117期・宮城)
強いねばり脚を持ち先行で勝てる選手。2場所前の西武園では伏見を2回、前走函館では武田を振り切り1着。徹底先行があまり見当たらないだけに、直線長い大宮でも力みなぎる逃げ脚に大きな期待をもてる。
福田知也(88期・神奈川)
400勝にリーチ。500バンクに向いてるタテ脚であと1勝を掴む。
會澤龍(105期・宮城)
自在戦にモデルチェンジ。前走、西武園では突っ張る場面もあり、飛び付き、まくりで連絡みに頭取りのフル稼動。シャカリキに何でもやって闘う姿に注目したい。
佐藤一伸(94期・福島)
前々走(チャリロト杯)の平塚で優勝を飾り、前走の大垣も決勝戦に進出とリズムよいここ数場所。大垣準決勝で魅せた驚異の伸び脚が500バンクを駆け抜ける。
武井大介(86期・千葉)
落車による大怪我でどん底まで成績が落ちてしまっていたが、前走、大垣で山本紳貴、小林稜武のまくりを楽差し。復活の狼煙の始まりだ。
出澤拓也(111期・神奈川)
目標不在なら番手戦、番手の仕事もキッチリ、前が不発ならコースを探して突っ込むファイター。一時、下降線であったが、1着も取れている前走をみるかぎり好調。大穴炸裂に期待。
【A級推奨選手】
高橋広大(99期・埼玉)
A級のメイン。学生時代、陸上にボブスレーに励んだ異色の歴史を持つ。ベンチプレスのMAXは185キロと驚異の身体能力を持ち合わせながら、なかなか結果がだせないでいたが、昨年11月から平原康多の練習グループに入り成績は上昇。磨きあげ仕上げた鋭い差し脚で地元初優勝を狙う。
鈴木輝大(113期・東京)
先行、まくりでパワーアップ。前走、松阪では力上位、静岡の齊木翔多を初日特選、決勝戦でまくり仕止める。登り調子で今回も長走路大宮だが、力をだしきれば好結果は見えてくる。
新田康仁(74期・静岡)
前走、前橋準決勝は自力で頭、決勝戦は小原唯志のまくりを抜いて優勝。直線長い大宮はまさに新田に向いてるバンク。S級返り咲きへ赤い彗星の闘いはまだまだ続く。
冨尾享平(101期・大阪)
直近4場所で3回の優勝は間違いなく絶好調。堅実なる差し脚は長走路で冴えわたるはず。
堺文人(85期・和歌山)
まくりを兼ね備えた追い込み選手。脚色は間違いなく大宮にピッタリ。関東のファンには馴染みの薄い選手かもしれないが、人気の無い場面での突き抜け穴一撃を待つ。
湯浅弘光(74期・千葉)
前走、弥彦で太田真一をブチ抜いて大穴を魅せる。点数上位でもなく派手さもないが調子上がり目とみて穴狙いでお奨めしたい一車。