2022/05/20(金) 16:15 0 6
宇都宮競輪「開設73周年記念宇都宮ワンダーランドカップ(GIII)」は20日、2日目を迎えた。9レースの二次予選を1着でクリアした松浦悠士に話を聞いた。
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松浦悠士の良いところは負けても、必ずアクションを起こす事。脚負けのレースも少なく、判断ミスや展開負けが基本。初日対戦した眞杉匠の評価が、S班の選手の中でも高いが、その辺りも聞いてみた。
「端的に言えば、後ろに目がある様で上手い。僕が踏もうとするタイミングで一緒に踏んでくる。14秒2で逃げ粘っているし、僕が勝つには13秒台が必要。しかも古性君との位置取りもある。あの平原さんが、“脇本さん2世”と言う気持ちが分かりますよ」。
広島の後輩に町田太我もいるが「彼は練習も私生活も真面目。だけど、きついトレーニングを提案すると、露骨に嫌な顔をする(笑)。練習は楽しいものだと錯覚しているし、そこの意識改革は必要。もちろん、僕が期待している後輩に違いはないけど」。
続けて少し雑談になり「ダービーは二次予選で負けている。記念の二次予選で敗退したのは確か昨年の小松島記念。実は来る前に、二次予選で負ける悪夢の様な夢を見た。ただ、シチュエーションが平原さんや守澤さんと一緒だったし、少し違ったけど(笑)」。
競輪の本音ベースの話と、新聞記者にとって有り難いネタを今日も提供してくれた。(町田洋一)