【KEIRINグランプリ2020】脇本雄太選手「平原さんとは初めてラインを組むので楽しみ」/独自取材
2020/12/22(火) 18:16 0 1
12月30日に平塚競輪場で行われるKEIRINグランプリ2020に出走する脇本雄太選手。昨年は僅差の2着。今年はGI2勝を挙げるも11月の小倉競輪祭でまさかの落車。現在の調子と記者会見で発表された平原康多選手とのラインについてお話を伺った。
ーー単騎で臨まれると思っていましたが、平原康多選手とラインを組むことになりました。驚いているファンも多いと思います。経緯と心境を教えてください
「昨日の夕方に練習の後に直接、平原選手から電話で連絡がありました。最初に話を聞いた時は驚きもありましたが、それよりもラインを組んで走れることに嬉しさを感じました」
ーー平原選手の印象を教えてください
「作戦の固定概念に捉われない選手だと思います。敵として7年間戦ってきて強さも感じています。味方として初めてラインを組むので楽しみがありますね」
ーー11月の小倉競輪祭では落車で怪我を負われました。現在の身体の仕上がりは何%くらいでしょうか
「練習で好タイムが出ていますし、ほぼ100％まで仕上がっています。メンタルは90％ですがあと1週間で10％上げていきます(笑)」
ーーベストナインが揃うKEIRINグランプリ。その中でも気になる選手、負けたくない選手はいらっしゃいますか？
「ナショナルチームで活動を共にする新田祐大選手です」
ーーKEIRINグランプリで初めて競輪に触れる方も多くいらっしゃると思います。ここを見て欲しいというご自身のポイントはありますか？
「逃げの走りです。逃げの戦法を取る選手は負けるのではと思っている方が多いと思いますので、そうした概念を覆したいです」
ーー競輪では今期GI2勝。ケイリンでは東京五輪代表として活躍する脇本選手にとってKEIRINグランプリはどんなレースなのでしょうか？
「2000人を超える競輪選手の頂点を争う戦いです。一言で表現するなら「至高のレース」です」
ーーKEIRINグランプリの賞金は1億円は魅力的です。優勝したら何に使いますか？
「来年は東京五輪代表として活動しますので補助費にしたいです(笑)」