2026/07/08(水) 08:45 0 11
前橋競輪「まえばし七夕賞・CTCなら3分前まで買える杯(G3)」は、10日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
三日制のG3開催だが、S級S班は2名が参戦。スーパーS班の脇本雄太と、S班として貫禄が出てきた阿部拓真で、残念ながら直前で吉田拓矢は欠場になってしまった。さらに実績十分でファンから絶大な人気を誇る佐藤慎太郎など、名前を聞いただけで鳥肌が立つようなシリーズ構成だ。
シリーズリーダーは、やはり脇本雄太。当地では2018年、2020年と2度の寬仁親王牌制覇を成し遂げている。左肘の負傷や慢性的な腰痛を抱え、満身創痍の状態ではあるが、そのスピード能力は依然として別格。ひとたび仕掛けが決まれば、他を寄せ付けない破壊力を誇る。番手は前回の大宮F1で優勝している村上博幸。
S班1年生の阿部拓真は最初こそ苦しんでいたものの、ここ一番での勝負強さは天下一品。北日本では小原佑太の勝ち上がりを望みたいところだが、目標不在なら前々から自在に立ち回る総力戦。
地元のS級1班は佐々木悠葵と篠田幸希。特に佐々木は、平塚ダービーの決勝の様に、ラインへの貢献度が高く、近い将来、G1決勝でお膳立てが揃う可能性を秘めている。
南関勢は、松井宏佑のパワフルな先行が軸。その後ろを佐々木龍、簗田一輝が固める布陣。中部勢は皿屋豊が中心となるが、全体的にやや小粒な印象は否めない。
近畿勢は“ワッキー”こと脇本雄太に加え、ナショナルチームでも活躍する市田龍生都、そして勝負師・村上博幸が控える。決勝で市田-脇本-村上の並びが実現すれば、大きな話題を呼びそうだ。
中四国では世界選手権銀メダリストの河端朋之、九州は山田英明が残念ながら欠場になってしまった。
同時開催のA級戦にも注目が集まる。地元の蕗澤鴻太郎は、今期まさかのA級降格。S級特進を狙うくらいの気迫ある走りが求められる。一時代を築いた渡邉晴智、小嶋敬二、金子貴志といったベテラン勢もオーラがある。若手ではエリート街道を歩む尾野翔一が人気を集める存在になりそうだ。
