2025/12/09(火) 11:12 0 3
今節のS班は、松浦悠士、清水裕友、岩本俊介の3人。前走・佐世保記念を制した松浦は「悪い、悪い」と言いながらもしっかりV。脚が戻ってきた証拠で、盟友・清水とのタッグは破壊力十分。このあと地元・広島記念も控えており、今月は3回の記念Vも視野に入る。
S班陥落が決まった清水だが気落ちはなく、冬場は得意。佐世保記念は準決で九州の2段駆けにやられたが、動き自体は軽快だった。
岩本は自らより深谷知広を援護する気持ちが強い。
中国ゴールデンコンビは脅威だが、シリーズリーダーは地元の深谷知広。地元記念に向けて調整は十二分で、南関勢の「深谷に勝ってほしい」という空気感は強い。この大会は65周年で獲っているが、その時は愛知籍だった。やはり、地元選手として獲りたいはずだ。岩本の他に和田真久留や自在の佐々木眞也が全力でサポートする。
北日本はナショナルチームの中野慎詞と、仕事人の成田和也の布陣。伊豆を拠点という背景もあり、中野の“地元意識”は当然ある。
関東は森田優弥が主軸。御大・武田豊樹の決勝進出があれば、場内が一気に沸く。
中部は人材難。近畿は三谷竜生-村田雅一で一発狙い。中国は河端朋之-岩津裕介の岡山コンビ、四国は原田研太朗の大捲りが見どころ。
九州は点数上位の山田英明がいるが、近況は伊藤旭と連係はしていない。
最終日にレインボーカップ・チャレンジファイナルが行われる。成海大聖を除く6人は127期の新人で、3着までに入れば無条件でA級2班へ特別昇班できる。成海は来期A級1班だが、127期勢は全員が来期もチャレンジで勝負駆け。突出した存在はおらず、並び次第で大きく振れるレースとなる。
