2025/12/06(土) 12:53 0 2
初日から7、5着で一般戦回りだった板垣昴。「1班の点数を取りたかったし、欠場しようかなとも思ったけど…。師匠にもアドバイスをもらって気持ちを入れ直しました」
3日目は同じ飯野祐太に師事する兄弟子の中田雄喜を背に、積極攻撃から逃げ切り。中田とワンツーを決めた。
「先行で勝てたし、良かったです。初日は違う自転車にしたけど2走目からは戻した。踏んだ感じも日に日に良くなっている。師匠から"そんなことしてる場合じゃないだろ"って言ってもらえて、気持ちを入れ直して頑張れた。兄弟子が後ろだったし、強気に攻められて良かったです」
初のS級1班に手が届く位置にいる。師匠の助言で出走を決意し、1着を取っても点数が下がってしまう一般戦をきっちりと勝った。点数が下がっても、白星数、賞金の積み上げに成功した。
「1班の点数もだけど、GIとGIIの権利はかなり意識してます」
6月の前橋FIでS級初優勝したが、まだビッグレース出走はない。今期12勝目でGIIウィナーズカップ出場へ前進。ダービーの出場権もボーダーのやや下に位置し、選考期間の1月末まで1円でも多く積み上げたいところだ。
「帰ってる場合じゃないですね。とにかく目の前の一戦一戦に集中します。最終日も1着を目指したい」
モチベーションが上がった板垣の最終日、さらには今後にも注目していきたい。(netkeirin特派員)
