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【玉藻杯争覇戦】渡邉一成が若さみなぎる走りで別線シャットアウト

2022/12/03(土) 19:20 0 8

高松競輪「開設72周年記念玉藻杯争覇戦(GIII)」が3日に初日を開催。一次予選9Rを走った渡邉一成に話を聞いた。(netkeirin特派員)
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渡邉一成のスイッチが入った理由は…?

 若さのみなぎる押さえ先行で別線をシャットアウトした。内藤宣彦に差されたものの、打鐘からの押さえ先行ならば仕方がないというもの。

「中釜(章成)君を押さえて、前をみたけど今岡(徹二)君が駆けるそぶりもなかったので。2角の下りで出てからは、中釜君だけ見てもう出すつもりはなかったです」と別線の予期せぬ動きにスイッチが入った様子。

 スイッチが入った理由はそれだけではない。
「前のレース(8R)で同学年の野口(裕史)にあんなレースをされたら負けられなかった。でもあんなレースはしたくないしできない。何より一緒に戦いたくないですよ(笑)」と8Rで2周以上動き回り、パワフル先行で2着に踏み留まった野口を引き合いに出して笑いを誘った。

 渡邉といえばタイトルホルダーでありオリンピアン。言わずと知れた競輪界の大実力者だ。若手に手本を示す怪力を披露したが、マークした内藤が胸の内を読み取り代弁する。
「本来なら、若い子が格上を相手にしてやらなくてはいけないレースを一成がやっていた。まあ、今の競輪ぽいっちゃ今っぽいけど、駆けているのは一成だよ…」

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