12月3日、高松競輪場で行われた玉藻杯争覇戦(GIII・初日)の初日特別選抜は、番手から出た坂井洋(28歳・栃木=115期)が1着、3番手から追い込んだ稲川翔(37歳・大阪=90期)が2着、稲川を追走する形になっていた香川雄介(48歳・香川=76期)が3着に入った。3連単は⑨-①-⑧で45,220円という配当だった。

　レースは打鐘周回2コーナーで関東4車を率いる眞杉匠(23歳・栃木=113期)がかまし、前受けから飛び付こうとする稲川を叩いて先行。番手の坂井まで出切るが、3番手の吉澤純平(37歳・茨城=101期)は稲川に捌かれて、眞杉-坂井-稲川という並びで最終周回に入る。以降、後続の仕掛けがないままレースは進むと、番手絶好で直線に向かった坂井が抜け出して1着を取った。眞杉は直線で垂れて4着だった。

　なお、打鐘過ぎ2センターで吉澤と南修二(41歳・大阪=88期)がもつれ、両者ともに落車棄権となった。