2022/11/26(土) 13:30 0 3
逃げているのは超抜の新山響平で、続く新田祐大はシビアに番手捲り。その後ろの守澤太志も横に動いて邪魔しにくるが、それでも郡司浩平は諦めない! 止まらない! 休み休みの苦しい戦いを強いられながらも、守澤と新田を次々乗り越え最後はズバッと突き抜けた。
「しっかり4番手を確保して、あとはどこから行けるかという感じでした。決していいタイミングではなかったけど、あそこで待っても1着はなかったと思うし、そこの判断はよかったと思います。仕掛けてからは守澤さんに持って来られないように注意して、あとは新田さんとの勝負だなと。3コーナー、2センターで休みながら、直線で抜くイメージでした」
このレースの何がすごいって、新田の番手捲りを捲ったことより、守澤の横でひと休みしてから再び加速したところ。松浦悠士や平原康多もそうだが、超一流の自力選手は瞬時の状況判断、頭の計算が非常に速く、ここが普通の選手とは全然違う。
郡司自身は脚の状態について「1着なので『いいです』と言いたいところですが、実際は良くも悪くも… って感じです」と控えめだが、あれだけ強いレースをしていて悪いはずはなく、勝負の準決も力強いレースできっちり結果を出しているだろう。(アオケイ・長谷川記者)
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