競輪祭を振り返って〜徒然なるままに

  •  競輪祭は吉田拓矢の優勝で幕を閉じたが、売り上げ目標の120億円を1億超え、大会としては大成功といえる。多彩な YouTube 番組も増えているが、取材規制が厳しく、僕みたいな邪道記者は別として、各社のエース級の記者が持ち味を発揮出来ない現場であった。公式会見が主体の取材環境では、“記者の色”が出ないし、競輪の面白みを伝えられない。外からの発信は充実してきたが、“内からの情報”が何より大切だと思っている。だから、売り上げ目標を超えた事は複雑であるし、コロナ禍が終わっても、この取材スタイルが主体になる事は危惧している。 レースは白熱していた。記者にも色々な人種がいて「選手が好きな人」、「競輪が好

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