【村上義弘のライン論】プロとして自分の役割を認識して走り切ること

  • 競輪では選手全員が1着を目指しながら、レースを有利に進めるため、最後の直線まではライン(=チーム)を組んで戦います。今回の連載コラムのテーマは「ライン」。これまで数多くの「ライン伝説」を残してきた村上選手が、競輪の醍醐味の一つと言われるラインについて感じていることや思い出を語ります。競輪で欠かせない「ライン」について自分なりに書いてみたいと思う(撮影:島尻譲)選手の長所をさらに活かし、短所を補うのがライン プロの競輪選手になってから28年目を迎えたが、これまで数え切れないほどのレースに出走してきた。そして、数え切れないほどのラインを組んできた。 そこでの役割は、先行のときもあれば、番手や3番手

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