今年も残すところあとわずかーー。グランプリ出場予定選手も決まり、競輪界は一気に年末の雰囲気へ。2025年の激闘を振り返るべく、今回は“現場”を知る競輪記者の「記憶に残る一戦」をお届けする(企画・構成 netkeirin編集部)。11月9日・小田原競輪「北条早雲杯争奪戦」決勝アオケイ・石濱記者小田原記念「北条早雲杯争奪戦」決勝(写真提供:チャリ・ロト) 競輪用語のひとつでもある“2段駆け”。前の選手が全開で逃げて後ろを回る選手がスパートする戦法。賛否両論あるが、自分はこの2段駆けに心を打たれて競輪にのめり込んだ。 基本的には格下の選手が格上を引っ張ることが多いが、時々逆のパターンもある。今年の小…