9月は村上義弘選手を育んだ「近畿」をテーマに2回に分けて連載コラムをお届けします。まずは地元、京都・向日町競輪で開催された記念「平安賞」について。決勝進出を逃し、最終日は特選へ出走しますが、バンクへ向かう敢闘門である不安に襲われていました。思入れの深い地元の記念競輪「平安賞」で感じたことを回顧(撮影:島尻譲)共に喜び、悔しさを分かち合った近畿の選手から刺激をもらった 中学時代から憧れた競輪の世界に足を踏み入れてから、27年以上の月日が過ぎた。その間、近畿地区の京都に籍を置き、同じ近畿の先輩や後輩たちと、常に勝利を目指し、向上心を持ちながら、切磋琢磨してきた。 ともに、喜びを分かち合ったことも…