年齢も育った環境も違う2人が、同じ競輪観を持っていました。最初はライバルとして戦っていた2本の糸は、導かれるように交錯すると、とても強固な鎖となったのです。関東ゴールデンタッグと呼ばれた2人のストーリーは、競輪界の歴史に名を残しました。平原康多コラム「勝ちペダル」の最終回は、前後編に分けて戦友・武田豊樹選手との対談で締めくくります。後編ではお二人のサイン入りグッズもプレゼント!【インタビュー・編集=松井律(日刊スポーツ)】競輪界の歴史に名を残した、武田豊樹(左)と平原康多の初対談(撮影:北山宏一)◆無我夢中のスタートライン 平原康多と武田豊樹の原点ーーこのお2人が顔を合わせて対談するのは、初め…