いつも平然と振り返る小倉竜二小倉竜二のすさまじさ 競輪はもちろん自転車競技であり、スポーツのひとつの種目だ。その奥深さ、コク、ストーリー性などが公営競技として成立し、また愛されている。 岸和田競輪場で開催されている「第76回高松宮記念杯競輪(GI)」の3日目、8Rの小倉竜二(49歳・徳島=77期)の走りもまたすごかった。清水裕友(30歳・山口=105期)に離れていた、という点はあっても最終バック最後方から、戦場の真ん中を突き抜けての1着はすさまじかった。 今や、競輪のレースについて、また選手に対し、競輪場だけでモノを言う時代ではなくなった。特にネットを通して、ある意味で何でも言える環境がある。…