1952年に誕生した霞ヶ浦競輪場は時を経て四日市競輪場へと姿を変えた。夜を彩るナイターの演出が“非日常”空間に灯りをともし、仕事帰りの若者や女性も足を運ぶ競輪場へと生まれ変わった。予想屋『東海情報』の白塚山照男氏は27年間、四日市競輪場で予想台に立ち続けてきた。競輪に生き、言葉で勝負するその姿の秘密に迫る。(取材日:2025年4月8日)夜を彩るナイターの演出が“非日常”空間に灯りをともす四日市競輪場(四日市市提供)ーーなぜ予想屋という道を選んだのですか? 元々居酒屋を経営していたのですが、初代『東海情報』予想屋川口さんに誘われて迷うことなく弟子入りしました。川口さんは東海地区の予想組合「競輪情…