年末年始の平原康多選手は、大きな期待と責任を背負ってKEIRINグランプリ→立川GIII→大宮GIIIと走り続けました。2025年は2年ぶりのS級S班復帰を果たしましたが、大変な出だしになりました。新年一発目のコラムでは、気になるケガの状態、今の気持ちを誠実に語ってもらいました。グランプリは悔しさが残る一戦だった(撮影:北山宏一)◆「早く走りたい、でも走りたくない」両極端の思いが込み上げるグランプリーー2年ぶり14度目のグランプリはいかがでしたか? GI競輪祭の落車から、1カ月でどのように立て直して臨んだのですか? 前半はケアを中心にして、疲れと痛みを抜くところからはじめました。その後は気分転…