競輪ファンにとって年末の風物詩である「KEIRINグランプリ」。今年は2021年以来の静岡競輪場を舞台に12月30日に行われる。そこでnetkeirin編集部は、スポーツ紙の敏腕記者3名を集め、恒例の座談会を開催。前編は、選手を間近で取材してきた彼らが2024年のトップ戦線を総括する(文中敬称略)。(取材日:12月6日)1年を通して安定した強さを見せつけた古性優作(撮影:北山宏一)郡司と平原がS班返り咲きデイリースポーツ 松本直記者(以下松本) 「S級S班、天国と地獄」をテーマに、2024年の競輪シーンを振りかえりましょう。東京スポーツ 前田睦生記者(以下前田) 私たち記者が見たリアルな選手た…