地元優勝を決めた大西晃貴(写真提供:チャリ・ロト) 親王牌直前の協賛GIIIなので大物は不在のシリーズ。だが、決勝3着以内だと、小倉競輪祭のシード権をゲットできて、若手にとってはボーナスステージ。同時開催の、川崎GIIIより、賞金は2割良いらしく、選手はホクホクだった(大西晃貴と福田知也が掲げた賞金ボードは大西が440万円、福田が450万だが、副賞の違いで本賞金は別府の方が多い)。 シリーズリーダーは、地元のアベマサこと阿部将大。高知記念、函館GIII、別府記念と勝負強さを発揮して3連覇。普段は温厚な人柄だが、勝負に入ると、急にスイッチが入り別人と言っても良い走り。ただ、6月、7月の勢いがなく…