5月は仕事が少なく、いつもながらにマイペースな日々を過ごした6月7日に45歳となった中川誠一郎。7月にはいよいよ熊本バンクが再開し、モチベーションはギンギンにたかまるばかり。そんな沸き立つ闘志を押さえ、クールに本番を待つ男が、競輪の魅力をそっと紐解きます。【構成=塩次洋太(九州スポーツ)】ーー5月は玉野FIと高知の全プロ記念競輪を走りました。玉野の話は前回、出ましたので高知の話を中心にうかがいます。 全プロは、本来なら九州地区プロ「スプリント」の1回戦で負けたため出場できないはずでした。だけど、色々な条件が向いたため、急きょお呼びがかかりました。ーー地区プロの1〜3位入賞者に全プロの出場権利…