神山雄一郎(左)と佐賀の闘将・佐々木昭彦氏現役最多は神山雄一郎 競輪のメモリアルとしてよく取り沙汰されるのが通算500勝達成で、JKA表彰を受け、退職金の割り増しという特典が付く。直近では5月12日に富永益生(53歳・愛知=66期)が富山の初日に勝利して、「昭和58年4月以降の競走における」通算500勝達成は、55人目(男子では51人目)となった。 よほど力のある選手か、長く自力を出し続けている選手がたどり着く数字というイメージだったが、世の中も変わってきた。とにかく際立つのが、神山雄一郎(56歳・栃木=61期)の906勝という現役最多の数字。GI16回の勝利を含む、ほとんどが最上位の戦いで残…