『九州から、いざグランプリへ!』2020年の中川誠一郎以降、九州地区からは誰一人として、競輪界を代表する「S級S班」の座に着いたものはいない。山田庸平は2022、23年と続けて賞金ランキング上位に名を連ねたが、ライバルたちとのデッドヒートに敗れ、あと一歩及ばなかった。機が熟した今年、開幕ダッシュにも成功し機運は高まるばかり。寡黙ながらもレースになると大胆不敵となる“S級S班にもっとも近い男”が思いのたけを語った。(取材・構成 netkeirin編集部)山田庸平(撮影:北山宏一)今年は勝負できる感覚ある「苦手も得意も無くなった」ーー今年は初戦の1月立川競輪「スポーツニッポン杯」を完全V、そしてい…