S級S班特集3回目は、「経験者が語るS級S班」のテーマで、武田豊樹選手のインタビューをお届けします。2003年7月に競輪選手となった武田選手は、2005年12月、わずか1年半で競輪グランプリ初出場を果たしました。スピードスケート出身の武田選手が鳴り物入りでデビューした時はすでに29歳でしたが、たぐいまれなポテンシャルと日々の精進で、以降は2018年までに11年間もS級S班の座に君臨しました。今回は、栄光も挫折も知り尽くしている武田選手にSS班というものが何なのかを語っていただきました。(聞き手=松井律・日刊スポーツ)武田豊樹選手(撮影:北山宏一)ーー初めて競輪グランプリに乗った2005年は、早…