偉大過ぎる兄の背を追う脇本勇希兄弟選手の歴史 競輪が始まったのが1948年11月。小倉で産声を上げた公営競技だが、昔から兄弟選手は多い。競輪一族と呼ばれるほど、何世代にも渡り、また親せきにも競輪選手ばかりというケースもある。 その中でそれぞれの人生があるわけだが、やはり大きく影響し合う。しかも、近親に偉大な選手がいる場合は大変だ。父が偉大であれば、子どもの活躍は当然として期待される。兄が偉大であれば、後に出てくる者への期待も大きい…。 現在の注目兄弟選手といえば、脇本雄太(32歳・福井=94期)と脇本勇希(22歳・福井=115期)になる。今期から初のS級挑戦となった勇希の注目度は否応なしに高い…