落車に負けない心がある輪界最高峰は鬼の集い 前橋競輪場で6月29日〜7月2日に開催される「開設73周年記念 三山王冠争奪戦(GIII)」に、「高松宮記念杯競輪(GI)」を初日落車というアクシデントを乗り越えて優勝した古性優作(32歳・大阪・100期)、そして4日目の「青龍賞」で落車した平原康多(41歳・埼玉・87期)の名前がある。 外からの目で見れば、欠場するのではないか…と思える状況だ。古性は地元GIという精神面での負担もあっただろうし、平原は肩甲骨骨折からの復帰戦でまた落車という過酷…。それでも、競輪選手として“走ること”の意味を考え、重みを背負っての出場だ。鬼たちの4日間は刮目して見るほ…