【競輪ライン特集】後世に語り継ぎたい“ラインの絆” 〜村上義弘が燃やす情念の炎

  • 「ライン」とは競輪選手がチームを組んで走ること。ときにファンのハートを鷲づかみにするようなドラマを生む“ラインの絆”について、長年競輪を見続けてきた4名の記者に語っていただきました。当時の映像とともにお届けいたします。【ラインの絆1】「近畿は稲垣のために、稲垣は近畿のために」寬仁親王牌(2016年) 「ラインの絆」の象徴的な出来事が稲垣裕之が優勝した寬仁親王牌(2016年)だ。稲垣といえば、何度もGI決勝の舞台に立ちながらあと一歩のところでタイトルに届かない“無冠の帝王”と呼ばれていた時期もあった。最大のチャンスと目された2016年のオールスターでもゴール寸前でかわされて涙の準優勝。もう稲垣は

©NetDreamers