古性優作が見据える先には古性優作が感じているもの 大垣競輪場で3月4〜7日に開設70周年記念「水都大垣杯(GIII)」が開催される。2月高知のGI「第38回全日本選抜競輪」で大会連覇、4回目のGI優勝を手にした古性優作(32歳・大阪=100期)が出場する。脇本雄太(33歳・福井=94期)の番手で手にした勝利だが、脇本の走りに何を感じたのか。 印象的な言葉が「脇本さんとは選手としての格の違いを感じる」というものだった。GIを制してなお、そこにいる自分と脇本の価値に差を痛感していたようだ。実際の2人の連係は練り込まれ、寸分の隙もないものと言える。2人の距離は近づいているが、存在そのものは遠ざかって…