気持ちも骨も折れたGI、3Vの超一流・中川誠一郎。10月前橋競輪「第31回寬仁親王牌(GI)」で戦線復帰したものの、拭えぬ違和感を覚え1走して途中欠場となった。おかげで10月はほとんど無職。暇を持て余したアスリートが痛恨の日々を振り返ります。 【構成=塩次洋太(九州スポーツ)】(撮影:R.Nakagawa)ーーお久しぶりです。だいぶ、やさぐれているように見えますが、ケガの状態はいかがですか。 おかげさまでだいぶ回復しています。くしゃみもできるし、ヨコになって寝られるし、晩酌も解禁しています。ムリな態勢にならなければ自転車にだって乗れますよ。ーーここ1カ月は無職状態でしたが、どのように過ごして…