【松浦悠士のGI回顧】優勝までのコースをかき消した僕の“先入観”

  •  みなさんこんにちは、松浦悠士です。今回は熊本記念『火の国杯争奪戦(GIII)』、前橋競輪『寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)』の振り返りを書きたいと思います。今月は熊本記念と激闘の寛仁親王牌を語る(撮影:島尻譲)特別な気持ちを胸に走った初日 まず熊本記念ですが、開催数日前に腰痛が出てしまって状態面に不安がありました。腰痛を抱えたまま練習をしても身にならないため、ケア中心の調整をしており、まともに練習ができたのは開催2日前くらいです。しっかりと練習ができるようになって「状態はそこまで落ちてないな」と確認はできたのですが、レースを走ってみないと調子の良し悪しはわからないので気を引き締

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