「お疲れさまでした」だけでは失礼だから…脇本雄太が引退した村上義弘から受け継ぐもの

  • 9月29日に村上義弘が引退を表明した。脇本雄太にとって“村上義弘”は当コラムで何度も登場しているように、特別過ぎる存在だ。「予兆を感じていた」という切迫感と、引退が現実になった時に頭の中を巡ったもの。そして、これからの自分が、自分たちが背負うものとは…。(取材・構成:netkeirin編集部)村上さんは全身で自分に向き合ってくれた「稲垣さんと話していたんです。ひょっとしたら…って」 名古屋競輪場で開催されたGII「共同通信社杯」に出走中のその時、村上義弘(48歳・京都=73期)がGIII向日町記念「平安賞」を欠場すると伝わってきた。「地元の向日町の平安賞は、村上さんはどんなケガをしていても、ど

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