【ヤマコウ特別コラム】存在感を失った原田研太朗、「平原さん」にこだわる宿口陽一に必要なもの

  •  今回は拳矢が決勝に乗ったので「炎のレース展望」はお休みして、コラムを綴りたいと思います。 年始に16連勝を記録した原田研太朗(徳島・98期)の存在感がありません。これは混戦一発狙いのレースが多かったので、一度歯車が狂うと立て直しが効かないからです。混戦一発は他者に依存してレースを組み立てるので受け身になる。最低でも中団を取るレースをしなかったツケが出ているのだと思います。レースを考える力ですね。 例えば、弥彦記念準決勝の平原康多(埼玉・87期)。目標にしていた菊池岳仁(長野・117期)が打鐘前に落車しました。その後、気持ちを切り替え打鐘4角でかまして2着。ここに平原の強さを感じました。 一流

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