【不死鳥杯】脇本雄太が挑む負けるわけにはいかない特別な地元戦、“鬼のワキモト”の原点は何か

  • 今回の脇本雄太に笑顔はあるか福井記念で活躍したくて 福井競輪で7月7日から開幕する開設72周年記念「不死鳥杯(GIII)」。5月、いわき平競輪のダービーを制した脇本雄太(33歳・福井=94期)は「当面の目標は福井記念」と何度も口にした。 FIで福井を走ったのがダービーのすぐ後。しかし、初日特選で2着に敗れてしまった。「クッソー、翼、オレの時だけやるんだよな」。 打鐘から仕掛けた脇本は裸逃げになってしまい、まくり追い込んだ北津留翼(37歳・福岡=90期)の上がりタイムは10秒8。凱旋シリーズだったが、北津留がいきなり土をつけてしまった。 意気消沈のファンの姿も見えて、「火が点いた」。北津留の一撃

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